iPhoneのキャッシュを削除する方法

結論から言うと、iPhoneには「キャッシュをまとめて削除する」ボタンはありません。キャッシュはAppごとに削除します。Safariは設定Appから、Chromeや多くのAppはそれぞれのアプリ内から。削除の項目がないAppは、削除して再インストールすることでデータをリセットできます。

キャッシュとは?削除するとどうなる?

キャッシュは、次に速く表示するためにAppが保存しておく一時的なデータです。Webサイトの画像、動画のプレビュー、タイムラインの内容、再生した曲などが含まれます。削除しても、必要なデータはAppがもう一度ダウンロードするだけなので安全です。削除した直後は、画像の読み込みが少し遅くなることがあります。

キャッシュの削除が役に立つのは、次のようなときです。

ただし、多くのAppではふだん使っているうちに数日でキャッシュがまた増えます。効果を長持ちさせるには、キャッシュの上限を設定できるAppではそれを使いましょう。

Safariのキャッシュを削除する方法

設定Appからキャッシュを削除できるのはSafariだけです。

  1. 設定 → アプリ → Safariを開きます(iOS 18以降。「アプリ」は設定のいちばん下にあります)。iOS 17以前は設定 → Safariです。
  2. 履歴とWebサイトデータを消去をタップします。
  3. 期間を選び(「すべての履歴」がいちばん確実です)、確定します。

履歴、Cookie、キャッシュが削除され、同じApple IDでSafariを同期している他のデバイスからも消えます。多くのサイトからログアウトされる点に注意してください。

履歴は残してデータだけ消したい場合は、Safari → 詳細 → Webサイトデータを開きます。サイトごとのサイズが表示され、左にスワイプで個別に削除するか、全Webサイトデータを削除をタップします。

Chromeのキャッシュを削除する方法

  1. Chromeを開き、…(その他)ボタンをタップします。
  2. 閲覧履歴データを削除を選びます(設定 → プライバシーとセキュリティからも開けます)。
  3. 期間を選び、キャッシュされた画像とファイルにチェックを入れます。パスワードや履歴など残したいもののチェックは外してから削除します。

アプリのキャッシュを削除する方法

アプリ内に削除ボタンがあるものもあります。メニュー名はアップデートで変わることがあるので、見つからない場合はアプリの設定で「ストレージ」「キャッシュ」「容量」といった項目を探してください。

LINE

ホーム → 設定 → トーク → データの削除から、キャッシュを削除できます。トーク履歴は消えません。日本ではLINEのデータが数GBになっていることも珍しくありません。詳しくはLINEの容量を減らす方法へ。

TikTok

プロフィール → ☰メニュー → 設定とプライバシーの中にある空き容量の項目を開き、キャッシュの横の削除ボタンをタップします。TikTokのキャッシュは数GBに増えることがあります。

X(旧Twitter)

設定とプライバシーの中の「データ利用の設定」付近に、メディアストレージとWebサイトストレージを削除する項目があります。

Spotify・YouTubeなどの動画・音楽App

Spotifyは設定 → ストレージでキャッシュを削除できます。それより大きいのは、オフライン再生用にダウンロードした曲やポッドキャストです。Netflix、Amazon Prime Video、YouTubeも同じで、各アプリの「ダウンロード」から見終わったものを削除しましょう。

Instagramなどボタンがないアプリ

iPhone版のInstagramやFacebookにはキャッシュ削除の項目がありません。確実な方法は次の「Appを削除して再インストール」です。

「Appを取り除く」と「Appを削除」の違い

設定 → 一般 → iPhoneストレージでAppをタップすると、Appのサイズ(App本体)と書類とデータ(キャッシュ、ダウンロード、設定)の2つの数字が表示されます。

削除する前に、ログイン情報がわかっているか、そのAppのデータがクラウドに保存されているかを確認してください。アカウントなしのメモやゲームの進行状況は消えてしまうことがあります。LINEはトーク履歴のバックアップがないまま削除しないでください。

iPhoneを再起動する

iOS自体も一時ファイルを持っていて、その一部は再起動で削除されます。サイドボタンと音量ボタンのどちらかを長押しし、スライドで電源を切ってから、もう一度電源を入れます。システムデータそのものが大きい場合はシステムデータとは?減らす方法をご覧ください。

キャッシュを消しても解決しないとき

多くの人にとって最大のカテゴリはキャッシュではなく写真です。キャッシュを削除しても足りない場合、本当の容量は動画やスクリーンショット、古い写真にあります。1枚ずつ判断するのがいちばん速く、Temfyなら左にスワイプで削除候補に、右で残す、最後に一度確認すればまとめて削除できます。

よくある質問

iPhoneのキャッシュを削除しても大丈夫?

大丈夫です。キャッシュは一時的なデータです。Safariのデータを消すとサイトからログアウトされること、Appを削除すると端末内にだけあったデータが消えること、この2点だけ注意してください。

キャッシュを削除すると写真は消える?

消えません。写真ライブラリはキャッシュではありません。ただし、アプリ内にだけある画像(LINEのトークの写真など)は、もう一度ダウンロードが必要になることがあります。

どのくらいの頻度で削除すべき?

Appの調子が悪いときや容量が足りないときだけで十分です。頻繁に消してもAppがまた作り直すだけで、その間は読み込みが遅くなります。

数分で空き容量をつくる

Temfyは写真を1枚ずつ表示します。左にスワイプで削除、右で残すだけ。動画とスクリーンショットは専用フィルタで整理でき、処理はすべてスマートフォン内で行われます。